君の空の色は何色?
僕の空の色はキラキラ。
真っ暗に吸い込まれるような、深い、深い、深い空だけど。
そこには、キラキラ光る、何かが見えるんだ。
手を伸ばしてみたよ。
つま先立ちになって、もっと、もっと、先に向かって。
つかめなかった。
でも、いいんだ、つかめなくたって。
へっちゃらさ、つかめなくたって。
いつかはそのキラキラをこの手の中に。
ときには、よそ見をするかもしれない。
ときには、まっすぐ見つめることができないかもしれない。
ときには…、ときには…、ときには…。
でもそのキラキラは、いつでもこの空いっぱいに、僕をつつむんんだ。
だって、僕自身なんだもん。
つらいことだって、いっぱいあった。
うれしいことだって、いっぱいあるはず。
でも、キラキラが見えている間は幸せの証拠だよ。
負けるもんか、逃げだすもんか。
いつだって、僕のそばにいてくれるんだから。