屋根裏のリフォーム代は?18畳をDIYでクローゼット化する?

暮らし

毎週DIYを楽しんでいるmiyoです。このブログでは、自宅に屋根裏をクローゼットを設置したことについてご紹介していきます!

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屋根裏にクローゼット化できる十分なスペースを発見

私の家は2階建てなのですが、今回リフォームしたのは1階の屋根裏となります!

中古住宅を購入して2年が経ち、1階の押し入れから屋根裏に続く入り口を発見!恐る恐る屋根裏にあがってみました…。

「まさかこんな広いスペースがあるとはっ!」と衝撃を受けてから早1年。家中にあふれたキャンプ道具やDIY道具を整理することを悩んでいた私には良い発見となりました。


このスペースならクローゼット化できると判断し、「屋根裏のクローゼット化計画」を進めることにしました。

屋根裏のクローゼット化計画

「屋根裏のクローゼット化計画」と題し、まずは屋根裏のスペースを確認しました。

私の家の間取りは図のようになります。

家の間取り
家の間取り
  • 「赤」と「緑」の部分:クローゼット化した屋根裏スペース
  • 「青」の部分:子供部屋を2分割したところです、別のブログでご紹介します。



三角形屋根のスペースで、一番高いところで高さは約190cmとなります。

家の間取り(側面図)
家の間取り(側面図)

屋根裏には多くの筋交いが入っていました。ヘタに手を入れると耐震強度に影響が出そうなので心配になります。

屋根裏の写真1
屋根裏の写真1
屋根裏の写真2
屋根裏の写真2

さすがに素人レベルのDIYで「屋根裏のクローゼット化計画」を進行するには心配になりました。家の耐震強度を落とすようなことがあっては、もともこもないと考えました。

「屋根裏のクローゼット化計画」の作戦

「屋根裏のクローゼット化計画」の作戦として、プロにお手本を見せてもらうことにしました。

作戦としては、プロのお手本を見て技を学び、DIYで床面積を広げる!です。

「大工さんに発注する箇所」と「DIYする箇所」を決定

まずは、「大工さんに発注する箇所」と「DIYする箇所」を決定しました。具体的には次の2点です。

  1. 「赤」の部分 大工さんに発注し「出入り口」と「クローゼットの中央部」を設置してもらう 
  2. 「緑」の部分: 大工さんの仕事をお手本に「床面積をDIYで拡張」する
家の間取り(側面図)
家の間取り(側面図)

大工さんに発注

大工さんに発注したのは、赤の部分です。内容は次のとおりです。

家の間取り(側面図)
家の間取り(側面図)
  1. クローゼットへの入り口を2階の壁に開ける
  2. クローゼットの床を設置する(8畳分)
  3. 雲筋交いを取り、代わりの筋交いを設置する
  4. クローゼットの入り口に化粧扉を設置する

クローゼットへの入り口を2階の壁に開ける

まず、クローゼットの入り口を2階の壁に開けてもらいました。

クローゼット入り口の設置箇所
クローゼット入り口の設置箇所

開口するといよいよ屋根裏部屋の広いスペースが見えてきます!

クローゼットの開口部
クローゼットの開口部
クローゼットの床設置前1
クローゼットの床設置前1
クローゼットの床設置前2
クローゼットの床設置前2

クローゼットの床を設置する(8畳分)

いよいよ大工さんに床を設置していただきました。大工さんの仕事を見て技を覚えます。

まずは、土台となる太い柱(既にある柱)に40mm✕40mmの角材を400mm間隔で配置していきました。

クローゼットの床設置工事(40mm角材設置)

角材を敷き詰め終わると、次はいよいよベニア板を設置します。板厚t12mmのベニア板を敷き詰め床が完成しました。

クローゼットの床設置工事1(ベニア設置)
クローゼットの床設置工事1(ベニア設置)
クローゼットの床設置工事2(ベニア設置)
クローゼットの床設置工事2(ベニア設置)

雲筋交いを取り、代わりの筋交いを設置する

屋根裏には雲筋交いい地震などの横揺れでも、家が倒れないように筋交い(柱と柱の間に設置する斜めハリ)が入っています。

この筋交いには、仮に設置する筋交い(建前まで設置する)と本筋交い(建前後に強度のある筋交いを設置する)があります。

が、しかし…。この屋根裏には本筋交いはなく、仮筋交いしか設置されていないことが判明しました。

築24年の住宅ですが、大工さんが言うには、「壁に特別なパネルを使っているので、仮筋交いであっても、耐震に影響がない工法だろう」とのことでした。

一安心しました。

「仮筋交い」と「本筋交い」の違い

ではでは「本筋交い」と「仮筋交い」の違いはというと、次のとおりです。

「本筋交い」は下の写真のように柱と柱の内側に斜めにハリを設置するものです。

本筋交い接合部
本筋交い接合部

本筋交い全体
本筋交い全体

一方、「仮筋交い」は柱と柱の外側に斜めにハリを設置するものです。

仮筋交い全体1
仮筋交い全体1
仮筋交い全体2
仮筋交い全体2

クローゼットの入り口に化粧扉を設置する

最後にクローゼット入り口に化粧扉を設置していただきました。今回設置したのはLIXILの製品で、両開きのクローゼットドアになります。

DIYで床面積を増築(+10畳)

大工さんにクローゼットの中央部(赤い部分)を設置してもらいました。大工さんの作業を見ながら、「床の設置方法」「仮筋交いの設置方法」を勉強させてもらいました。

ついにDIYで「緑の部分」のクローゼットを増築することにしました。

家の間取り(側面図)
家の間取り(側面図)

床の設置

床には「2✕4の1820mm材」を利用しました。配置ピッチは60mmです。大工さんのように上手にはいきませんが、何とか10畳分のハリを設置することができました!

床のハリ設置1
床のハリ設置1
床のハリ設置2
床のハリ設置2

床のハリを設置したので、その上にベニア板を敷いて固定していきます。真夏の屋根裏はとてつもない暑さでしたが、根性でベニヤ板10枚を設置していきました。

床板を設置
床板を設置

筋交いの設置

DIYで本筋交いを検討しましたが、途中で予算を考え断念しました。


それ以前にそもそも仮筋交いが入っていたのであれば、DIYでも仮筋交いで大丈夫じゃね!?ということに気づき、仮筋交いを頑丈に設置していくこととしました。

仮筋交いの設置1
仮筋交いの設置1
仮筋交いの設置2
仮筋交いの設置2

と、言うことで何とか18畳のクローゼットが完成しました!!着工から連日2週間やっと完成!!こんな大規模なDIYは初めてでした!

かかった費用

で、一番気になるお値段の方ですが、次のとおりです!


大工工事費(8畳分)で\291,409となります。

屋根裏大工工事費
屋根裏大工工事費


DIY工事費(10畳分)で\49,372となります。

屋根裏DIY工事費
屋根裏DIY工事費



合計は、\340,781となりました。


DIYすると格段に安くリフォームできることが分かりますね!ただ、要になる部分は大工さんに仕上げてもらうことが安心です。

まとめ

このブログでは、「屋根裏(18畳)をリフォームしクローゼットにすること」について紹介してきまいした。


屋根裏のリフォームは、筋交いがあり耐震に関係してきます。素人DIYでは不安感がありましたので、大工さんに重要となる部分を8畳を工事してもらいました。

その後、大工さんの工事を参考に残りの10畳をDIYしました。完成度は自己評価90点かな、何とかやり遂げることができました。

価格は、約34万円となりましたが、大きな収納スペースを確保できたので、クローゼットとして有効活用していきたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。他にもDIYについてご紹介していますのでご覧になっていってください!

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