私ぬ言葉かり。

気がつけば死ぬことばかり考えていたあの日。
何もかもが残酷だった。
すがることすら思いつかなくなっていた。


もう知っていたんだ、だめになることを。
誰も蹴り落としてくれないんだ、階段から暗黒へ。
誰も殴り殺してくれない、皆の前で。
誰も突き落としてくれない、遥か下の地面のその先へ。


いつもみていたんだアスファルトの凹凸を。
そこに食い込んだ私の血肉。
かんたんには剥がれない、剥せるわけがない。
いつまでも、永遠に、地獄の果まで絡みつく。
お前の脳天くり抜いてみせてやるよ地獄の底を。
お前は何をしたんだ。
お前がしたんだよこのおれに。


半端な地獄じゃもの足りない。
お前ら全員でてこいよ。
出てきてそのツラ見せてくれ。
恐怖が回る、毎日な。
毎日毎日まわってる。

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